【大河で話題】マテウス・アサトとは?経歴・年齢・国籍・経歴と音楽ルーツを徹底解説

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日曜の夜8時。大河ドラマ『豊臣兄弟!』のエンディングが流れ、画面に日本各地の風景が広がる——その上に、たった1本のギターが歌い始めました。

思わずリモコンを握る手が止まりました。速弾きでもない、歪ませた轟音でもない、なのに胸の奥がざわつく。エレキギターがここまで人の声のように歌えるのかと、中学からギター歴約40年の私の常識がひっくり返った瞬間でした。

その正体が、日系ブラジル人ギタリストマテウス・アサト(Mateus Asato)です。

この記事では、大河『豊臣兄弟』紀行のギター起用の裏側から、Suhr/Fenderといった使用機材、私が2019年に宮脇俊郎さんと生で観たライブレポート、2026年2月リリースのアルバム『ASATO』、そして2026年8月の来日ツアー情報まで——マテウス・アサトについて知りたいことを1本にまとめました。

海外のインスタグラムでは160万人以上のフォロワーを抱え、ブルーノ・マーズら世界的アーティストのバックを支えた実力者。その音を、まずは本人の演奏で聴いてみてください。

目次

【1分でわかる】大河『豊臣兄弟』のあのギターの正体は誰?

先に結論だけお伝えします。

大河ドラマ『豊臣兄弟!』大河紀行のギター演奏を担当しているのは、マテウス・アサト(Mateus Asato)。1994年ブラジル生まれ、沖縄ルーツを持つ日系ブラジル人ギタリストです。日本ではまだ「知る人ぞ知る」存在に近いですが、世界では次のように評価されています。

マテウス・アサトの実績(1分でわかる版)
  • インスタグラム・フォロワー160万人以上/YouTube登録者79万人超
  • ブルーノ・マーズ、ジェシー・J、トーリ・ケリーら世界的アーティストのバックを歴任
  • 米SNS発の「新世代ギターヒーロー」として、ギター・マガジンなど各専門誌が特集
  • 2026年2月、待望の1stフル・アルバム『ASATO』をリリース
  • 2026年8月、日本ツアー(大阪・名古屋・東京)が決定

いちばんの特徴は、「ギターが歌う」と評される独特の演奏スタイルです。速弾きで押し切るのではなく、1音1音のニュアンスとメロディで人の心を掴む——この感覚は、正直、動画を1本観てもらうのがいちばん伝わります。

まずはこちらのベスト集で、マテウスの世界に触れてみてください。

観てもらえたら、もう半分終わったようなものです。ここから先の章では、なぜ彼が大河『豊臣兄弟』に抜擢されたのか、どんなギター・機材で音を作っているのか、実際の生ライブはどうだったか、来日ツアーはいつどこであるのか——マテウス・アサトについて多くの人が検索している疑問に、ギター歴約40年の目線で答えていきます。

まずは、いちばん検索されているテーマから。大河紀行のギター起用の裏側です。

大河『豊臣兄弟!』紀行のギターに世界が泣いた——起用の裏側

大河ドラマ『豊臣兄弟!』を毎週楽しみに観ていて、本編の後に流れる「大河紀行」のギターに耳を奪われた——そういう入口でこの記事にたどり着いた方は、決して少数ではないはずです。SNSではまさにその感想が、放送のたびに増え続けています。

まず、事実関係を整理しておきます。

大河紀行I——曲のどこが人を掴むのか

大河紀行のBGMとして流れているのは、マテウス・アサトの楽曲「大河紀行I(Taiga Kikou I)」。2026年2月にリリースされた1stアルバム『ASATO』にも収録されている、書き下ろしのインストゥルメンタル曲です。

構成は極めてシンプル。派手なドラムも、分厚いストリングスも入りません。中心にあるのは、たった1本のエレキギターと、その背後を支える最小限のバッキング。それだけで、日本各地の風景の映像に、切ないほどの感情が乗っていきます。

聴き手の胸を掴むポイントは、ハッキリしています。メロディが「歌っている」ということです。ピックで弦を叩く音ではなく、まるで声帯を持った楽器が呼吸するように、ゆっくりとフレーズを紡いでいく。これは技術的に難しいことをしているのではなく、逆に「余計なものを削ぎ落とした結果、こうなった」演奏です。40年ギターを弾いてきた立場から言うと、これができる人はとても少ないのです。

起用の背景と世間の反応

なぜNHKは、大河紀行のギターをブラジル出身の若手ギタリストに任せたのか。NHKから明確な発表があるわけではありませんが、ヒントは彼の沖縄ルーツにあります。マテウスの祖父は沖縄・安里出身で、彼自身も「Asato」の名を音楽活動の中心に据えています。日本の風景に音を添える人物として、これほど適任はいないという判断は、十分に納得のいくものです。

そして起用は、確かに視聴者に届いています。X(旧Twitter)で見つけた声を、いくつか紹介させてください。

大河紀行という枠そのものを長く楽しんでいる方の声です。「アーティスト・セレクションのセンスの妙」という表現からは、単に「良い曲だった」を超えて、NHKの人選そのものへの評価が伝わってきます。

https://twitter.com/nattouman750/status/2015362165205881183

こちらはよりストレートに、ドラマそのものの面白さと、紀行のマテウスの起用の両方を評価する声。ギター絵文字が付いているのが印象的です。

この3件目が、個人的にはいちばん象徴的だと感じます。「何年も大河ドラマを見ていなかった」層まで引き戻す力が、あのソロエレキギターにはある。ドラマファンだけでなく、離れていた人まで振り向かせる音——そんなBGMが、日曜夜8時に流れているのです。

KOTOBUKI

なんでNHKはブラジルのギタリストを起用したの?

KOTOBUKI

日系ブラジル人=日本にルーツがあり、しかも世界最高峰の歌心。紀行の風景に合うのはこの人しかいなかった、というのが40年ギターを弾いてきた私の見立てだよ。

私自身、初めて大河紀行でこのギターを聴いた時に、思わず手が止まりました。動画やCDでは何度も聴いてきた音のはずなのに、大河の映像と合わさった瞬間に、まったく別の説得力を持ち始めたのです。マテウス・アサトを既に知っていたファンにも、まだ知らなかった視聴者にも、あの3〜4分間は特別な時間になっていると思います。

では、そのマテウス・アサトとはそもそもどんな人物なのか。基本プロフィールから見ていきましょう。

マテウス・アサトの年齢・国籍・出身は?本名「安里」の意味

大河紀行のギター、SNSでの日本人気、そして世界的な評価——ここまで読んでくると、「そもそもこの人、何者なんだ?」と気になってきたはずです。ここで基本情報をひととおり押さえておきましょう。

項目内容
本名Mateus Asato(マテウス・アサト)
生年1994年、ブラジル・カンポ・グランジ市生まれ
年齢31歳(2026年時点/誕生月は非公開情報あり)
国籍ブラジル
ルーツ日系ブラジル人3世(祖父が沖縄「安里」出身)
主な活動拠点米ロサンゼルス(Musicians Institute卒業後に渡米)
使用ギターSuhrシグネチャーモデル/Fender American Ultra Luxe Vintage Stratocaster ほか
SNSInstagram フォロワー160万人超/YouTube 登録者79万人超
1stフル・アルバム『ASATO』(2026年2月27日リリース)

この表からわかるのは、彼が「ブラジル人でありながら日本にルーツを持ち、米国を主戦場にする、真のグローバル・ミュージシャン」だということです。

年齢・国籍・出身地――沖縄ルーツの日系ブラジル人

マテウスは、ブラジル南部の都市カンポ・グランジ(マト・グロッソ・ド・スル州の州都)で1994年に生まれました。2026年時点で31歳。若く見えますし、SNS世代のギタリストらしい柔らかな雰囲気を纏っていますが、実はキャリアはすでに10年以上に及びます。

国籍はブラジル。日本人と勘違いされることも多いのですが、彼は日本語を話さないブラジル人(日系3世)です。それでも、次の項目で触れる「安里」の名前へのこだわりや、日本文化への深い親しみ(詳しくは後半のH2で触れます)を見れば、日本への愛着が本物であることは疑いようがありません。

本名「安里(Asato)」に込められた意味

「Asato」=沖縄の名字「安里(あさと)」です。祖父が沖縄・安里の出身で、そのルーツを彼は自分の芸名にそのまま冠しています。

面白いのは、2026年に発表された1stフル・アルバムのタイトルが、そのものずばり『ASATO』であることです。世界中のフォロワーを持つギタリストが、あえて沖縄の名字をアルバム名に据える——これは単なる「日本好き」の範疇を超えた、ルーツへのリスペクトの表明だと私は受け取っています。

日本の検索窓には「マテウス安里」という表記でこの記事にたどり着く方もいらっしゃいますが、それはある意味で正しい呼び方です。マテウス・アサトは、Asato=安里という漢字を持つ、日本にルーツのあるギタリストなのです。

年齢・国籍・出身がわかったところで、次はこの人物がどうやって世界のトップ・ギタリストに登り詰めていったのか——ブラジルの教会からブルーノ・マーズのバックまで、その歩みを追っていきましょう。

ブラジルの教会からブルーノ・マーズへ——ギタリスト誕生までの歩み

マテウス・アサトのキャリアを追うと、「才能」という一言では片づけられない、地道な積み重ねの歴史が浮かび上がってきます。ここでは、9歳のギター初手から現在に至るまでの道のりを、ざっと駆け抜けます。

9歳、ブラジルの教会で「歌うギター」が生まれた

マテウスがギターを手にしたのは、9歳のとき。父親が牧師を務める教会での演奏経験が、彼の音楽の原点になっています。教会音楽というと厳粛な印象がありますが、ブラジルの教会音楽は温かく、メロディアスで、そして何より「歌」との距離が近い。この環境で育ったことが、後に「ギターが歌う」と称される彼の演奏スタイルの土台になっているのは、まず間違いのないところです。

10代前半には、既にブラジル国内の全国ギターコンテストで800名の頂点に立ちました。この時点で、地元では「天才少年」として名前が知られています。

19歳、単身渡米——Musicians Institute主席卒業

10代後半、彼は米ロサンゼルスのMusicians Institute(MI)へ進学します。ジャズ・ロック・フュージョンの世界的名門校で、Paul Gilbert、Steve Vaiらも教鞭を執ったことのある、まさにギタリストの登竜門です。

19歳で単身アメリカに渡り、そのMIを主席卒業。これがどれほどの快挙かは、ギターを弾かない方でも想像できると思います。世界中から集まった若きギタリストたちの頂点に立ったのです。

Tori Kelly、Jessie J、ブルーノ・マーズ——大物のバックで鍛えた実戦力

卒業後、彼は次々と世界的アーティストのバック・ミュージシャンとして起用されていきます。トーリ・ケリー、ジェシー・J、そしてブルーノ・マーズ。マーズはグラミー賞常連の超大物で、そのステージを支えるギタリストに選ばれること自体、ワールドクラスの証明です。

しかも、これらのアーティストのバック・ギタリストは、単に上手いだけでは務まりません。歌の邪魔をせず、しかし要所で存在感を発揮する——この難しいバランスを取れる感覚こそ、教会音楽で育ったマテウスの真骨頂だったと言えます。

SNS発、新世代ギターヒーローの誕生

そしてマテウスを一躍世界的スターに押し上げたのが、SNS(Instagram / YouTube)でした。

10代前半から自分の演奏動画を上げ続け、その積み重ねが実を結んだのが2010年代後半。1本1分〜3分の短い動画で、ビートルズやニルヴァーナといった名曲を「歌うギター」で再構築するスタイルが、世界中のギターファンの心を掴みました。

特に象徴的なのが、こちらのオリジナル曲「North(天の目)」です。

再生回数157万回超。派手なライブ映像も豪華なMVもありません。ただ、ギターを弾く自分をシンプルに撮っただけの動画で、これだけの人々の心を動かしています。「SNSで有名になったギタリスト」ではなく、「SNS時代に、ギター表現そのものを進化させた男」——これが、マテウス・アサトの現在の立ち位置です。

さて、ここまで読んで、こんな疑問が浮かんだ方もいるかもしれません。「速弾きしないマテウスの、いったい何が凄いのか?」——次のH2で、その正体を分解して説明します。

「ギターが歌う」の正体——速弾きじゃないのに、なぜ人は泣くのか

マテウス・アサトを紹介するとき、必ず出てくる表現があります。「ギターが歌う」。この一言で片付けてしまうと、なんとなく雰囲気で終わってしまうので、ここでは40年ギターを弾いてきた立場から、その正体を分解して説明します。

先に結論を言うと、マテウスの演奏は「技術に使われている」のではなく「技術を使いこなしている」——これが本質です。速弾きギタリストは世界中に山ほどいますが、速さを目的ではなく手段として扱えるプレイヤーは、実はあまり多くありません。

まずは、彼が最も強く「歌う」瞬間を、動画で味わってみてください。

たった1分24秒。伴奏なし、ボーカルなし、ギター1本だけ。それだけで、あのビートルズの名曲「Let It Be」が、ちゃんと歌ってしまうのです。再生回数は361万回。数字が、この演奏の説得力を証明しています。

「歌う」を成立させている5つの要素

私が彼の動画を長く追っていて感じる、「歌うギター」の構成要素は、大きく5つあります。

マテウスの「歌うギター」を成立させている要素
  • メロディ最優先:フレーズの選び方が、常に「歌の輪郭」を意識している
  • 間(ま)の美学:音を出さない時間を、音と同じくらい大切に扱う
  • 絶妙なチョーキング:音程を上げる幅・スピード・ビブラートまで含めて、人声の抑揚を再現
  • 右手のダイナミクス:親指を含む指弾き+ピックの使い分けで、囁きから咆哮まで音量差をコントロール
  • コード・ボイシング:メロディを弾きながら、下でハーモニーを鳴らす立体的な音使い

このどれか1つが際立っているギタリストは、世界中にたくさんいます。しかしマテウスの凄さは、この5つが同時に、しかも自然に鳴っていることです。

本人が語る「Cryin’」の中身——ギター・マガジン公式解説

言葉での説明には限界があるので、本人が自分の演奏を分解している貴重な動画を貼っておきます。ギター・マガジン公式チャンネルで公開されている、1stアルバム『ASATO』収録曲「Cryin’」の徹底解説です。

11分半にわたって、独自のコード・ボイシング、親指エクササイズ、スライド、チョーキング、そしてアーミング——先ほど挙げた要素のほぼすべてが、本人の口から語られます。ギターを弾く方は、練習ノート片手に観る価値のある内容です。

KOTOBUKI

速弾きしないのに、なぜあんなに感動するの?

KOTOBUKI

40年ギターを弾いてきて分かる。マテウスは技術を「使いこなしている」側なんだよ。速く弾けるのは大前提で、あえて速くしない選択を毎小節でしている。ここが、多くのギタリストが越えられない壁なんだ。

余談ですが、私は若い頃、音楽理論を後回しにしてコピーだけで押し切ろうとして、遠回りをした人間です。マテウスの演奏を分解していると、彼は理論と感性の両方を、正しい順序で身につけたのだろうと感じます。だからこそ、ここまで自由に「歌える」のでしょう。

さて、「何を弾いているか」の話が済んだところで、次は「何で弾いているか」——マテウス・アサトの使用ギターと機材について、シグネチャーモデルから弦のゲージまで、詳しく見ていきましょう。

マテウス・アサトの使用ギター&機材まとめ【Suhr・Fender・弦・ピック】

「マテウスアサト ギター」と検索して、まともに機材を解説してくれる日本語記事に出会えなかった——という経験、ありませんか。ここでは、40年ギターを弾き続けている私の目線で、マテウス・アサトの使用機材を1章にまとめておきます。買うか買わないかは別として、まずは「何を使ってあの音を出しているのか」を知ることから始めましょう。

シグネチャーモデル:Suhr Classic S / Classic S Antique(試奏実感つき)

マテウス・アサトの代名詞といえば、Suhr(サー)のシグネチャーモデル。2019年発表の第一弾から始まり、現在は「Classic S」と「Classic S Antique」の2ラインで展開されています。

まずは仕様を整理します。

項目内容
ボディアルダー
ネックローステッド・メイプル、Even C ミディアム(0.84″〜0.92″)
指板インディアン・ローズウッド、9″→12″コンパウンド・ラジアス
フレット22F・ヘビー・ステンレス
ピックアップHSS配列:V63+シングルコイル×2 + シグネチャー「Asatobucker」ハムバッカー
ブリッジGotoh 510 トレモロ
ペグSuhrロッキングチューナー(18:1)
特記ネックプレートにレーザー刻印/ヘッド裏に本人サイン
カラーAntiqued Shell Pink/Gloss Black

(出典:Suhr公式アナウンスWildwood Guitars)

私自身、このシグネチャーを楽器店で何度か試奏しています。個体によって仕様の差はありますが、印象を正直に書くと、Fenderのストラトより甘く繊細な音です。しかもある個体には0.9のかなり細めの弦が張ってあって、チョーキングが驚くほど気持ちよかった。ハイポジションまで指板が滑らかで、あの「歌うギター」の演奏がなぜ可能なのかが、握った瞬間に少し理解できた気がしました。

そのSuhrで彼が世界を驚愕させた最大の映像が、こちらです。

再生回数933万回。動画の概要欄にも「Suhr Guitars」の名前が明記されています。ワンテイクの短い演奏で、これだけの世界を作れる——シグネチャーモデルの説得力そのものです。

KOTOBUKI

Suhrって高そうだけど、実際どんな音?

KOTOBUKI

私も楽器店で何度か試奏したよ。Fenderより甘く繊細で、弾きやすさは頭一つ抜けている。ただ本気モデルは新品で軽く80万円以上する高級ギターだから、そこは覚悟がいる。

Fender American Ultra Luxe と、CS製・緑のストラト

もうひとつ、彼の重要な軸がFender。特に2026年のギター・マガジンの取材で語られたのが、American Ultra Luxe Vintage Stratocaster(Pure Vintage ’61 Strat ピックアップ搭載)です。彼のためにカスタマイズされた1本で、ローステッド・メイプルネックとテーパード・ネック・ヒールで、ハイフレットまで無理なく指が届く仕様になっています。

さらに、Fender Custom Shop製のサーフグリーンのストラトキャスターも、MV「The Breakup Song」で登場している彼のお気に入り。ジミ・ヘンドリックスに影響を受けたリバースヘッド仕様のサンバースト・ストラトを「HENDRIX」のMVで抱えているシーンも印象的でした。「Suhr一色」ではなく、Suhrで作れない世界をFenderで補うという使い分けが、そこにはあります。

弦ゲージ(本人は1.0)とピック・音作りの基本

意外に気になっている方が多いのが、弦とピックの情報です。

弦のゲージは、本人は主に0.10〜(テンプラータイプの標準)を使用しています。彼のサウンドから「もっと細い弦を張っているんじゃないか」と想像する方もいますが、実は違います。太めのゲージだからこそ、あの音の芯と余韻が生まれています。指弾き主体で右手のニュアンスを細かく出すには、ある程度張力のある弦のほうが表現しやすい——これは40年弾いてきた私の実感と一致します。

ピックはDunlop製のティアドロップ型を愛用。ただし、彼の演奏は指弾きと親指の使い方が主役なので、ピックはあくまで補助的な役割です。

ペダル・アンプ(Bondi Effects/Vemuram/Suhr Badger/Bogner/Kemper)

エフェクター系は、注目のブランドが2つあります。

  • Bondi Effects(豪州):Sick As OverdriveDel Mar Overdrive を長く使用。柔らかい歪みと透明感のあるトーンが、マテウスの音の中核
  • Vemuram(日本):Jay Ray Overdrive をメインに、Silk Sonicツアーでは Myriad Fuzz も追加

アンプはSuhr Badger 30(Suhrエンドーサーとして)が基本。Bogner Goldfinger 45/Duende 2×12も使用歴があり、ライブではKemper Profilerでプロファイリングした音を出すことも多いです(出典:Equipboard: Mateus Asato)。

日本のVemuramが彼のペダルボードに常駐している事実は、日本のギター好きとしては素直に誇らしい部分です。

予算別「マテウスに近づく機材」——40年ギター弾きの見立て

正直に言うと、Suhrシグネチャーは新品で80〜100万円クラス。誰でもポンと買えるものではありません。そこで、予算別にマテウスに近づくためのステップを提案しておきます。

予算別・マテウスの音に近づくステップ
  • 〜10万円:Fender Player Series ストラトキャスター+Bondi Effects系の中古ペダルを1つ→まずは指弾きの練習を始める
  • 〜30万円:Fender American Professional II ストラトキャスター+Vemuram Jay Rayレプリカ系ペダル→Suhrに近い甘さのある歪みを手に入れる
  • 30万円〜:Suhr Classic S(シグネチャーでない通常モデル)+Bondi Effects Del Mar→シグネチャー直下の音の質感を体験
  • 80万円〜:Suhr Mateus Asato Signature Classic S/Classic S Antique→本物

一気にゴールを狙うより、段階的に「歌うギター」の要素を身につけていくほうが、実際は近道です。まずは楽器店の店頭で、Suhrか同価格帯のギターを一度触ってみることをおすすめします。

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さて、機材の輪郭が見えたところで、次は「その機材で実際に鳴らされた生音」の話に移ります。私が2019年に、師である宮脇俊郎さんと一緒に観たマテウス・アサトの日本ライブのレポートです。

【現地レポ】2019年、宮脇俊郎さんと観たマテウス・アサトの日本ライブ

2019年5月10日(金)撮影日
Iphoneで撮影
マテウスアサト ライブ
東京・西荻窪

この章だけは、ネットのどの記事にも載っていない話をします。

2019年5月10日(金)。私は、師である宮脇俊郎さん——プロのギタリストであり、40代後半からアドリブを学び直す私を指導してくれている恩師——と一緒に、東京・西荻窪の小さなライブハウス「w.jaz」の扉を押しました。その夜のステージに立っていたのが、当時まだ日本ではメジャーとは言えなかったマテウス・アサトです。

西荻窪の小さなライブハウスに、世界最高のギタリストがいた

w.jazは、キャパ数十人ほどのライブセッションバーです。ステージと客席の距離が近く、ドリンク片手にプレイヤーの指の動きまで見える、そんな場所。今にして思えば、世界のトップギタリストがこんな至近距離で観られる機会は、二度と巡ってこないかもしれません。

会場に着いた時点で、少しざわついていました。当時のマテウスはSNSでは既に有名でしたが、日本での知名度はまだ限定的。それでも彼のギターに惚れ込んだ人たちが、日本各地から集まっていました。宮脇さんと私は、ステージから少し離れた席で開演を待ちました。

動画で1,000回見たはずの音が、生では別物だった

マテウスアサト ライブ
東京・西荻窪
SNS投稿

正直に打ち明けると、開演前の私は少し高を括っていました。「動画で何十回も観てきたし、演奏はだいたい想像できる」と。

ところが、1曲目の1音目で、その慢心は崩れます。

動画で聴いていたあの「歌うギター」が、生で聴くとまったく別の説得力を持って迫ってくるのです。ピッキングの強弱、アームを揺らす手首の微かな動き、そしてなにより「間(ま)」の作り方。動画では均一に感じていた無音の時間が、生ではその場の空気ごと止まっているように感じられる。マテウスは、音を出す瞬間と同じくらい、音を出さない瞬間にも神経を張り巡らせているギタリストなのだと、その日初めて理解しました。

40年ギターを弾いてきて、正直「もう新しい発見はあまり残っていない」と思っていた私が、一発で認識をアップデートさせられた夜です。

KOTOBUKI

プロと一緒に観たマテウスの生演奏は、動画とどう違った?

KOTOBUKI

音の空気感が違う。ピッキングの微妙な強弱と、アームの繊細さは、生でしか伝わらない。「動画で全部見た気になっていたな」と、素直に反省したよ。

隣で聴いていた宮脇俊郎さんの反応

しかも、この日いちばん忘れられないのが、隣で観ていた宮脇俊郎さんの反応でした。

宮脇さんは、日本のギター・シーンで長くプロとして活動されてきた方です。教則本の執筆やコンテスト審査など、多くの若いギタリストを見てきた目を持っています。その宮脇さんが、演奏中に何度か「うん」「あぁ〜」と小さく声を漏らしていました。私のように「凄い」と表面で驚くのではなく、同じプロとして「その音を選んだ理由がわかる」という深いところでの反応。あれは、生で隣にいたからこそ感じられた特別な瞬間でした。

ライブの終盤、宮脇さんはこう言いました。「メロディを歌わせる才能というのは、最終的にはギターがどうこうじゃなくて、その人がどう音楽と向き合ってきたかの結晶なんだよね」。マテウスの演奏を目の前で観たあとに聞くこの言葉は、私の中でずっと残っています。

あの夜から6年、あなたにも伝えたいこと

あれから6年。マテウスは1stフル・アルバム『ASATO』をリリースし、大河ドラマ『豊臣兄弟』の紀行に起用されるまでに、日本での知名度は跳ね上がりました。あの小さな会場に集まっていた数十人は、いま思えば「一足早く彼の本物に触れた幸運な人たち」だったのです。

私がこの記事を書きながら伝えたいのは、シンプルなことです。動画も素晴らしい。しかし、もし機会があれば、生で観てほしい。ちょうど2026年8月に、そのチャンスが日本で3公演あります。それについては後ろのH2で詳しく紹介します。

その前に、まずは今のマテウスが2026年2月にリリースしたアルバム『ASATO』の話をさせてください。あの2019年に生で聴いた音の集大成が、そこにあります。

デビューアルバム『ASATO』——沖縄「安里」を冠した理由と聴きどころ

2026年2月27日、マテウス・アサトは自身にとって初のフル・アルバム『ASATO』をリリースしました。10代からYouTubeとInstagramで短い動画を積み上げ続けてきた彼が、ついに1枚のアルバムとして音楽を提示した——ファンにとっては10年待ったタイミングでもあります。

タイトル『ASATO』——沖縄「安里」を冠した意味

アルバムタイトルはそのまま、彼の本名の姓「Asato(安里)」。これは前半でも触れましたが、彼の祖父が沖縄・安里の出身であり、その名前を音楽活動の中心に据えているマテウスにとって、1stアルバムに冠すべき言葉はこれ以外にありませんでした。

世界中に流通するアルバムのタイトルに、沖縄の地名の姓を持ってくる——グローバルに活躍する若いミュージシャンが、あえてこういう選択をすることの意味は、決して小さくありません。「僕の音楽の根っこは、日本の沖縄にある」という宣言そのものです。

聴きどころ3選——最初に聴くべきトラック

11曲入り/全曲マテウス作のオリジナル・インストゥルメンタルという構成のアルバムから、はじめて聴く方に特におすすめしたい3曲を選びました。

曲名特徴
大河紀行I(Taiga Kikou I)あの大河『豊臣兄弟』紀行のBGM。日本人にはこの曲が入口になる
Cryin’独自のコード・ボイシング+親指エクササイズ+アーミングの結晶。ギターマガジンで本人が徹底解説(H2-5参照)
HENDRIX日本で撮影されたMV付きの先行シングル。ジミ・ヘンドリックスへのオマージュとマテウスの現代性の融合

まずは「大河紀行I」で入って、「Cryin’」で技巧を味わい、「HENDRIX」でロック魂を確かめる——この順番が、はじめての方には最短で世界観を掴めるルートです。

先行シングルとして2026年1月に公開された「HENDRIX」のミュージックビデオを貼っておきます。日本で撮影された映像美とマテウスのプレイの相性を、まずは味わってみてください。

どこで買える?CD・配信・アナログ

アルバム『ASATO』は、以下の入手経路があります。

『ASATO』入手経路
  • 配信:Spotify/Apple Music/Amazon Music など主要ストリーミング全対応
  • CD:日本盤あり(タワーレコード、HMV、Amazon、楽天ブックスなどで購入可)
  • アナログ盤(LP):一部限定販売あり(詳しくは公式サイト)

配信で気軽に触れられる時代ですが、ギター好きな方にはCD、あるいはアナログ盤の音の厚みも一度体験してほしいところ。ジャケットに込められたアートワークも、部屋に飾って眺めたくなる仕上がりです。

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さて、アルバムを聴き込んで、動画で予習を済ませたら、次はいよいよ「生」の話です。2026年8月、マテウス・アサトが日本ツアーで大阪・名古屋・東京の3公演を行います。私も2019年ぶりに、また彼を目撃しに行くつもりです。

2026年8月・マテウス・アサト来日ツアー【大阪・名古屋・東京】チケット情報

いよいよ、日本でマテウス・アサトを生で観られる機会が回ってきます。「Mateus Asato Tour in Asia 2026」と銘打たれた今回のツアーは、日本国内3公演。会場の規模も、私が2019年に西荻窪の小さなライブハウスで観た時と比べると、格段にスケールアップしています。

3公演の日程・会場・開演時間

まずは公演スケジュールを整理しておきます。

日程会場開場/開演
2026年8月6日(木)BIGCAT(大阪府)開場17:30/開演18:30
2026年8月7日(金)ダイアモンドホール(愛知県・名古屋)開場17:30/開演18:30
2026年8月11日(火・祝)Zepp Shinjuku (TOKYO)(東京都)開場15:00/開演16:00

(出典:e+(イープラス) Mateus Asatoチケット情報)

東京公演のみ祝日昼開演で、家族や地方からの遠征がしやすい設定になっています。マテウスと運営側の配慮を感じるところです。

チケット販売状況とリセール・当日券の探し方

一般販売・各種先行受付は、2026年7月時点で受付終了の枠が多く、公式にはe+のページで各回の最新状況が確認できます。追加公演の発表があれば、まずこのページに掲載されるはずです。

チケットを取り逃した方の選択肢は、大きく3つあります。

完売時の入手経路(正規ルート推奨)
  • e+(イープラス) 公式:リセール・追加販売の可能性がある正規ルート。まずここをブックマーク
  • チケット流通センター/チケットサークル 等の公認リセール:出品者の身分確認済みの正規二次流通
  • 当日券:会場によっては当日券枠がある場合あり。開場前に会場スタッフへ確認

高額転売・非公式チケットは、公演当日に入場を断られる事例が過去にあります。入手ルートは必ず正規のリセールか公式サイト経由にしてください。

[広告タグ挿入:e+ Mateus Asato 公演一覧/リセール情報]

ライブで観るべきポイント(40年ギター歴の視点で)

もし運良くチケットが取れた方に、私から3つだけおすすめしておきたいポイントがあります。

  1. 座席は真ん中よりやや前・ステージ正面寄り:ピッキングと右手の動きが見える位置がベスト。マテウスの真骨頂は「右手」にある
  2. アンコール前後に体感するアーム操作:本編の緊張が解けたあとの即興的なアーム使いは、動画では絶対に伝わらない要素
  3. 開演前にH2-5で紹介した動画を再視聴:本人の口で語られた「歌う」の要素を耳に入れておくと、生演奏の情報量が倍増します

私自身、2019年ぶりの再会を東京Zepp新宿で楽しみにしています。会場でお見かけしたら、こっそり声をかけてください。

さて、ここまでは音楽の話ばかりでしたが、次のH2ではマテウスの「素顔」の話を。ドラゴンボール、スピッツ、沖縄——なぜここまで日本文化に深く親しんでいるのか、その素直な素顔に触れておきましょう。

ドラゴンボール・スピッツ・沖縄——日本文化を愛するマテウスの素顔

大河紀行に起用された、アルバムタイトルを『ASATO』にした、日本ツアーを毎年のように組む——マテウス・アサトと日本の関係は、単なる「日本市場向けのプロモーション」の域を明らかに超えています。ここでは、彼が日本のどんな文化をどう愛しているのかを、素顔として紹介しておきます。

スピッツ「ロビンソン」への深い愛

マテウスが日本の音楽で強い偏愛を持っているのが、スピッツ。特に「ロビンソン」が彼のフェイバリット・ソングであることは、本人のInstagramでも動画でも繰り返し語られています。

きっかけは、彼の日本人の友人「Taku」が初めてこの曲を紹介してくれたことだそうです。その後、TV番組『ロック・フジヤマ』でこの曲の一部を即興でプレイした経験を経て、「これは本気で覚えて公開しなくては」と発起。しっかりアレンジして公開したのが、こちらの動画です。

59万回超の再生数がすべてを物語っています。彼はスピッツのメロディを、まるで日本の歌詞の意味まで理解しているかのように、丁寧に「歌わせて」いる。動画の説明文でも「日本の音楽はメロディに深みがあり、私が最初に惹かれる要素そのもの」と語っています。

京都で撮ったMV「Kyoto’s Jam」

日本文化への愛着は、映像作品にも直結しています。2026年6月に公開された最新MV「Kyoto’s Jam」は、その名の通り京都で撮影されました。

古都の景観の中でギターを奏でるマテウスの姿は、単なる観光ロケの域を超えて、彼が日本文化にどれほど身を寄せているかの実演になっています。「日本で撮る」ではなく「日本で作品を作る」——このスタンスに、日本のファンとして胸を打たれる方は多いはずです。

ドラゴンボール、沖縄、そして日本語

そのほかにも、マテウスの日本愛のエピソードは尽きません。

  • ドラゴンボール Z テーマをSNSでカバー(本人チャンネルにも収録)
  • 沖縄・安里の祖父へのリスペクトを、名前とアルバムタイトルに刻む
  • 日本人ギタリスト・Charさんへの敬意をインタビューで公言
  • MV撮影・写真の多くを、日本人ディレクター濱田英明氏らと共に制作
  • 日本語は「まだ話せない」としつつ、来日のたびに少しずつ覚えている

こうしたエピソードを並べると、彼にとっての日本は「憧れの国」ではなく「もうひとつの故郷」に近い感覚なのだろうと感じます。だからこそ、大河『豊臣兄弟』紀行のあのギターは、ただ美しいだけでなく、日本の風景の一部として自然に響くのだと思うのです。

さて、記事の後半に入ります。ここからは、多くの方が細かい疑問として抱えている質問——妻・身長・使用弦・代表曲——を、まとめてFAQ形式で片づけていきます。

マテウス・アサトのよくある質問(妻・身長・使用弦・代表曲)

記事の締めに、検索で細かく聞かれることが多い5つの疑問を、まとめてお答えしておきます。

Q1. マテウス・アサトの妻・結婚相手は誰?

パートナーは、ブラジルのインフルエンサーMaju Trindade(マジュ・トリンダーヂ)さんです。ファッション/ライフスタイル系で人気の女性で、MVの衣装協力やヘアメイクを務めることもあります。「HENDRIX」のMVクレジットにも彼女の名前が入っており、公私にわたるパートナーとしてマテウスの作品制作を支えています。

Q2. 年齢・身長は?

  • 年齢:1994年生まれ、2026年時点で31歳
  • 身長:公式には非公開。動画やライブ写真で共演者と並んだ様子から見ると、平均的な男性の身長(170cm前後)と推定できますが、確定情報ではありません

Q3. 使用弦のゲージは何?

0.10〜(テンプラータイプ標準)を主に使用しています。SNSの短い動画で見せるあの繊細なフレージングから「もっと細い弦だろう」と想像する方が多いですが、実は太めのゲージです。太い弦だからこそ音の芯と余韻が生まれる——この点はH2-6の機材章で詳しく書きました。

Q4. マテウス・アサトの代表曲は?(初心者向けおすすめ順)

  1. Don’t Dream It’s Over(YouTube再生数933万回・実質的な代表曲)
  2. Let It Be(361万回・ビートルズの名曲を1分半で歌わせる)
  3. 大河紀行I(大河『豊臣兄弟』のあのBGM・日本人の入口)
  4. Cryin’(1stアルバム『ASATO』収録・本人による徹底解説動画あり)
  5. HENDRIX(アルバム先行シングル・日本撮影MV)

まずは1と2で「歌うギター」の世界に触れ、3で日本文脈から入り、4と5でオリジナル・アーティストとしてのマテウスに深入りする——この順番が、初心者にはいちばん入りやすいはずです。

Q5. マテウスの音楽ジャンルは何と呼べばいい?

厳密なジャンル分けは本人も好まないようですが、あえて言うなら「ネオソウル寄りのインストゥルメンタル・ロック」あたりが近いです。ジャズ、フュージョン、ポップスの要素も溶け込んでおり、「ギター1本のシンガー・ソングライター」と呼ぶのがしっくりくる時もあります。

これで細かい疑問はひと通り片付いたはずです。最後に、この記事全体をまとめておきましょう。

まとめ|あの「歌うギター」の正体を知って、次はライブで会おう

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。マテウス・アサトについて、この記事で押さえた要点を最後に整理しておきます。

  • 大河『豊臣兄弟』紀行のギターは、日系ブラジル人ギタリストマテウス・アサト(1994年生・沖縄ルーツ)が演奏している「大河紀行I」
  • 「歌うギター」の正体は、メロディ最優先/間の美学/絶妙なチョーキング/右手のダイナミクス/コード・ボイシングの5要素の同時発火
  • 使用ギターはSuhrシグネチャーとFender American Ultra Luxe。弦は意外にも0.10〜の太めゲージ
  • 2019年、私は師である宮脇俊郎さんと共に東京・西荻窪でマテウスの生演奏を観た。動画とは別物の体験だった
  • 2026年8月、大阪・名古屋・東京で来日ツアー開催。1stアルバム『ASATO』も同年2月にリリース済み

大河ドラマ『豊臣兄弟!』のあのギターに惹かれてこの記事にたどり着いたあなたには、いま3つの選択肢があります。

今日からできる、マテウス・アサトの世界に入る3つの入口
  • 今すぐ聴きたい:Spotify/Apple Musicでアルバム『ASATO』を再生。まずは「大河紀行I」→「Let It Be」→「Don’t Dream It’s Over」の順で
  • 手元に置きたい:CD/アナログ盤を購入。ジャケットのアートワークも部屋に飾れる仕上がり
  • 生で観たい:2026年8月の来日ツアー3公演をチェック(大阪・名古屋・東京)

私自身は3つ目、東京Zepp新宿で2019年ぶりに彼の演奏を目撃するのを楽しみにしています。日本の8月、あの「歌うギター」を生で聴く経験は、きっと一生の記憶になるはずです。

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この記事を書いた人:KOTOBUKI

中学でフォークギターを手にして以来、約40年ギターを弾き続けているギターオタク。高校・大学でエレキに転向し、クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、イーグルスなどウェストコースト系まで幅広くコピー。大学時代にはギターコンテストで受賞歴があり、楽器店でギター講師のアルバイトも経験。40代後半からはアドリブ習得のため、是方博邦氏・宮脇俊郎氏に師事——本記事のマテウス・アサト来日ライブは、その師匠である宮脇俊郎氏と2019年に一緒に観に行ったものです。

所有ギターは16本。ジェフ・ベックモデル(ストラト&レスポール)、クラプトンモデルのストラト、EVH AXIS、Martin D-28、YAMAHA セミアコ SA1200 ほか。コピーした曲は200曲以上。憧れのギタリストのシグネチャーモデルを実際に所有して弾き比べる、ファン兼プレイヤーの視点で機材と音楽を語ります。

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